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【気にしいの方へ】気にしすぎてしまう自分を楽にしよう【自分にあった考え方を身に付ける】

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こんにちは、ちくたっく(@tictak_py)です。

今回は、「気にしい」の方向けに自分を楽にする思考法を紹介していきたいと思います。ここで言う気にしいは「色々と気にし過ぎてしまう人」を指しています。

色々と気にすること自体は悪いことではありませんが、実際に悩んでいる当の本人は相当ツラい思いをしているハズです。

なんでそんなことが言えるのかというと、僕の奥さんが気にしいさんだからです。

身近な存在だからこそわかったこと、例えば
・ どんなことに悩みがちなのか
・ どんなことを気にしてしまうのか
・ どうすれば色々と気にせず、楽に自分らしく過ごせるのか

など、実体験を交えつつ、自分らしく楽に生きるための思考法を紹介していきます。

こんな方に読んで欲しい記事です

  • 色々と気にし過ぎてしまう自分に悩んでいる方
  • 少しでも自分らしく、楽に毎日を過ごせるようになりたい方

色々と悩んでツラい思いを抱えている方の参考になればうれしいです。 以下では4つのステップで自分を楽にする思考法をお伝えしていきます。

【ステップ①】気にし過ぎる自分との向き合い方

まず最初のステップとして、気にし過ぎる自分との向き合い方についてお伝えします。

僕は、統計データを取ってるわけでも専門家でもないので勝手なことは言えませんが、色々と気にし過ぎてしまう方は「自己肯定感が低い」傾向にあると思っています。

それは、色々と気にした結果として、自分を責めてしまいがちだからです。

例えば、自分が相手に迷惑をかけるなどして、反省の意味で自分を責めてしまうならまだよいのですが、自分は悪くないにもかかわらず、相手の行動や反応に引きずられる形で自分を責めてしまうことさえあります。

そんな時、心の中ではこんな風に思っているかもしれません。
・ こんな自分はイヤだ
・ 色々気にしてしまう自分を
直したい

このようなことを頭の中で繰り返し、日々自分と向き合っていたらきっと疲れてしまいます。

そこでオススメしたい自分との向き合い方は「ありのままでいい」ということです。

自分の気にしいを治そうとするよりも、ありのままの自分を認めた上で、「少しでも自分を楽に出来る方法はないかな~」といったスタンスを前提に行動してみてください。自分の人生なんだから、他人のために自分を変える必要はないのです。「気にしちゃう自分も含めて個性なんだ」と考えてみてください。

【ステップ②】気にし過ぎてしまう原因を何となく把握する

ステップ①で、「自分は自分でいいんだな~ルンルン♪」となれる人はあまりいないでしょう。

なので次のステップとして、自分が「何」に悩まされているか原因を把握しておきましょう。

自分が気にしている原因を特定して、完全に排除することが出来ればいいですが、そんなに簡単ではないですよね。ここでは、複雑にからみ合っている原因を自分なりにほぐして、何に悩んでしまっているのかを簡単に整理してみましょう。

気にし過ぎてしまう原因がどこにあるのか、ざっくりまとめてみた図が以下となります。

自分が気にし過ぎてしまう原因(全体図)

どれか一つの原因に影響を受けている人もいれば、いくつかからみ合ったものが原因となっている人もいるでしょう。まずは、自分が気にし過ぎる原因がどこに分類されるのか、ちょっと考えてみてください。

その上で、「他人の影響」を受けやすい(周りから何か言われて気にしてしまうことが多い)タイプの人から見ていきましょう。

それぞれの分類された意味をまとめたものが以下の図です。

自分が気にし過ぎてしまう原因(他人からの影響を受ける人の場合)

簡単に言ってしまえば、自分が影響を受けている原因が上記赤枠以外であれば、比較的簡単に要因を排除することが出来ます。対して、赤枠内の原因を受けている場合は、なかなか簡単には解決できない状況にいると言えます。

それぞれのケースの対処法はステップ③でお伝えしていくので、今は自分がどこに分類されるのか、原因となっている要因を排除することは出来るのか出来ないのか、簡単でいいので認識してみてください。

続いて、気にし過ぎる原因が「自分」にある人のケースをまとめた図が以下です。

自分が気にし過ぎてしまう原因(自分からの影響を受ける人の場合)

他人からの影響を受けていないけど、それでも色々気にしてしまうタイプの人がコッチに分類されます。

厳密には、(他人からの影響を含めた)過去の様々な経験が関係しているハズですが、他人からの影響を直接受けない環境にいても気にしてしまうタイプと思ってください。

このタイプの方は、上図ですべて赤枠となっていることからも、簡単にどうこう出来る状況にはないと言えます。むしろ、他人が影響していない分、悩みは深く、ツラい状況にいるとも言えます。

以上を踏まえた上で、具体的にどのように対処していけばいいか見ていくことにします。

【ステップ③】2種類の対処法を実践する

自分が気にし過ぎてしまう原因が「他人の影響」か「自分の影響」かを把握した上で、具体的にどのように対処していけばいいか見ていきます。

冒頭でもお伝えしたように、100%今の悩みを解決する方法はありません。「考え方」を通じて少しでも今の自分を楽に出来ないか、日常に取り入れてみてください。

基本的な対処法のスタンスは次の通りです。

  • 他人の影響を受けている場合:今いる環境を「変えられないか」考えてみる
  • 自分の影響を受けている場合:自分と「切り離せないか」考えてみる

例えば、プライベートで毎日SNS(Twitterやインスタなど)を見ていることが原因で、色々と気にしてしまうタイプの人がいた場合には、その環境を変えられないか考えてみてください。

このケースでは、SNSを見ないようにすればいいだけです。
それがやめられないのであれば、ちょっとした依存症やクセになっている可能性があります。

SNSを情報収集のツールとして使うのもOKですが、受け身だとネガティブな気持ちになりやすいらしいです。アウトプットのツールとして、何か発信してみるのもオススメですよ。

SNSのように、自分の意思だけでどうにかできる(=コントロールできる)のであれば、そこから距離を置くようにすればいいだけですが、そうもいかないケースもあります。

それが、ステップ②で紹介してきた「赤枠」に分類されるタイプの人たちです。

一例をあげてみると以下のようなイメージですね。

  • プライベートの場面だけど付き合いで仕方なく参加しなくてはならない
  • 職場の上司と合わず、やめたくてもなかなか転職も難しいと感じている
  • 取引先担当者との相性が合わず外れたくてもすべて任されてしまっている
  • そもそも自分の頭で色々考えてしまうため、アレコレ悩んで気にしてしまう

こういった時に使えるのが「自分と切り離して考える」という方法です。

感覚的なものなので説明するのが難しいのですが、意識的に自分を「客観視」することで、原因からもたらされるイヤな気分をシャットアウトするイメージです。

これは「脱フュージョン」とも言われる方法で、ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)という認知行動療法の一つでもあります。この方法を取り入れることで、実際に僕の奥さんもだいぶ楽になりました。ACTを学べるオススメ本をステップ④で紹介していきます。

【ステップ④】読書を通じて「知」を味方につける

最後に、自分と切り離して考えることを実践出来るようにするための本を2冊紹介していきます。

ステップ③で紹介した2つの基本的なスタンスだけで、今の自分が楽になれるならそれで十分です。ただ、これだけで悩みを軽減できてしまう気にしいの方はそんなに多くないと思っています。

そのため、ここまでの話に加えて、自分らしさにつながる知識も読書を通じて得てみましょう。

知識としてインプットすることで、「自分と切り離して考える」ということの意味合いもよりハッキリとわかるようになると思います。

2冊とも読みましたが、どちらも良書なのでおすすめです。

【参考】僕の「全く気にしない」思考法

最後に、参考程度ですが「気にしいではない」僕の気にしない思考法を紹介しておきます。僕が何か気にすることがあるとすれば、それは「自分」ではなく「他人」の影響です。

周りからイヤなことを言われることもほとんどないですし、あっても覚えてないくらいなのですが、言われたとしたらさすがにその瞬間は「ムッ」とします。でもその瞬間だけです。

自分が何か間違えているために叱ってくれる人のことは(当然ですが)僕はイヤだとは思いません。ここで言うイヤな人というのは、不誠実・無神経・非常識そういった類の人種です。

僕の場合、仕事(ビジネス)の場面でそういった人と(ごく稀に)遭遇することがあります。そういった場合どうするのかというと、相手への期待を消滅させます。

一瞬、ムカっとした後に、「あ、こういう人間なんだ」と認知し、相手への期待や興味をなくす感じです。

不誠実な人とは一緒に仕事したくないですし、自分の時間を使うのももったいないと考えるようになるのです。その結果、その人とは関わらないように環境を変える行動をしていきます。

そういった意味では、「切り離して考える」と「環境を変える」の2つを無意識的に使っているとも言えます。

相手への期待値は心のエネルギー量と密接につながっていると思うので、良ければ参考にしてみてください。

さいごに

今回は、色々と気にしすぎてしまう方向けに、自分を楽にする思考法について紹介してきました。

絶対的な方法はないと思いますが、悩んでいる方は今回紹介した内容を少しでも意識してみてください。

自分の意見がうまく伝えられずに悩んでいる方は、以下記事も良ければ見てください。

ではまた。