こんにちは、TAKです。
「何か新しいことにチャレンジしようかな~でも自分は〇〇だから無理だよな」って思ってあきらめてしまうことはありませんか?
今回はそんな「○○だから無理」の部分に相当する「言い訳」にスポットを当てた記事です。
1. 「~だから無理」が口癖になってしまっている方
2. 新しい行動を起こしたいけど、自分に自信が持てずに動けないでいる方
3. 新しいことにチャレンジしたいけど、自分には可能性がないと言い訳して諦めてしまう方
コンテンツもくじ
言い訳をするのは「自分を守る」ため
言い訳は「自己防衛手段」
そもそもなぜ「言い訳」をしてしまうのでしょうか?
それは、自分を守りたい時や自分の正当性を主張したい場面で、使い勝手がいいためです。
言い訳をするケースは色々ありますが、典型的な例としては子どもが親に言い訳をする場面でしょう。
例えば、「散らかった部屋を片付けなさいと言われたのに片付けなかった」とか「宿題が終わってからじゃないとゲームしてはいけない約束なのに破ってしまった」などがよくある出来事ですかね。
このような時に子どもが親に言い訳をするのは、基本的には「親に怒られないようにするため」だったり「自分は間違っていないことを主張するため」です。
つまり、言い訳というのは自分を守りたい時に顔を出す自己防衛手段ともいえます。
自己防衛が「過度」になっていたら要注意
子どもの例であれば、まだ小さいからかわいいな程度で済まされるでしょう。
ただ、これが大人になって、チャレンジする時にも言い訳が出ている場合には要注意です。
なぜなら、自分が傷つかないようにするための言い訳は、ときに自分の成長を阻害するからです。
すべての言い訳が良くないと言っているのではなく、自分にチャレンジしたい気持ちがあるにも関わらず、言い訳をして諦めてしまっている場合を想定してください。
例えば、「海外好きだから、いつか英語をバリバリ使えるプロジェクトに参加したい!」と思っているのに、いざ上司からプロジェクトに推薦されたら尻込みして断ってしまうような場合です。
「今まだ自分は英語を勉強中だから」とか「TOEIC900点取れるまで自信が出ないから」などが言い訳になっているような場合には、過度な自己防衛になっていると認識しておいてください。
自分を「グルーピング」していたら言い訳している兆候
ではどのような時が「言い訳をしている」状態になるのでしょうか?
おそらくこれは、自分自身が一番把握されていることだと思いますが、一応の目安としては何かしらの基準で自分をグルーピングしている場合は注意した方がいいです。
簡単に言ってしまうと、冒頭でもお伝えした「○○だから自分には出来ない」の〇〇部分です。
・英語が話せないから、(本当は参加したいのに)海外プロジェクトには参加出来ない
・文系だから、(本当は興味があるのに)理系の仕事にキャリアチェンジするのは無理だ
・非エンジニア出身だから、(本当はやってみたい)プログラミングを今から勉強して稼ぐのは無理だ
これら赤字部分はすべて、自分の尺度でグルーピングしている結果といえます。
自分を外部の人にアピールする観点からは、このようなグルーピングは伝えやすいのでいいですが、チャレンジする時に自分自身をグルーピングすることは、自分の可能性を狭めてしまうことを知っておいてください。
2. 過度な自己防衛は、自分がチャレンジする時の「成長の阻害」となる可能性がある
3. 自分をグルーピングすることは、アピール時には効果的だが、チャレンジの時には逆効果
言い訳をすると、すべてがSTOPする
【STOP①】「思考と行動」が停止
ではここで、「言い訳」することのデメリットについてまとめておきましょう。
まず、言い訳をすると、自分に出来ない本質的な理由を考えなくなり、「思考停止+行動停止」になってしまいます。
先ほどの「非エンジニア出身だから、(本当はやってみたい)プログラミングを今から勉強して稼ぐのは無理だ」を例に考えてみましょう。
一般的にはエンジニア職に就いたことの経験有無から、エンジニア出身とか非エンジニア出身という表現が使われていると思いますが、非エンジニアでも興味があるなら勉強してエンジニア職に就けばいいと思います。あるいは、未経験でも採用してくれる企業を探してみたり、学んだことを初心者向けにYou TubeやTwitterなどで発信し続けるなどでもいいと思います。
ちなみに僕自身は経済学部出身なので文系、仕事は公認会計士やコンサル系なので非エンジニアです。
ただpython(プログラミング言語)への興味から、独学を通じて初心者向けにpythonを教える発信をしたり、AIを作れるレベルの指針と客観性の確保を目的に、JDLA(日本ディープラーニング協会)のE資格(エンジニア資格)を目指しています。
自分の会社で経営者をやっているのも、理系の人と同じ目線で仕事することは難しいと思ったからです。
つまり、言い訳をして「ハイ終わり」ではなく、「他の形で自分に出来ないか?自分に取れる行動は何か?」と考えた上で行動することが大切ということです。
【STOP②】「可能性」までもが停止
もう一つのデメリットは、「自分の将来性や可能性を閉ざしてしまう」ということです。
本当にこれはもったいないと思います。
自分の気持ちさえあればチャレンジ出来る環境にあるならば、経済的な理由から断念してしまう人がいることも考えるとなおさらです。
学歴がないなら、その分行動してスキルを身につければいいだけです。
やったことがない領域なら、少しずつでもトライして出来る領域を増やしていけばいいだけです。
しばらく働いていない時期があり不安なら、また少しずつマイペースに働ける場所を探せばいいだけです。
やりたい気持ちがあるならば、自分の気持ちを尊重して可能性を広げてあげてください。
次からは具体的に言い訳をしないようにするためのトレーニング法を紹介していきます。
2. 言い訳し続けることの一番のデメリットは、「自分の可能性」を閉ざしてしまうこと
3. やりたい気持ちがあるならば、少しずつでもいいから行動してやってみよう
自分への言い訳を減らすトレーニング法
【方法①】あえてガードを下げてみる
ではここから実際に、言い訳を減らして行動出来る自分になることを目的としたトレーニング法を紹介していきます。
まずは、意識的に言い訳をしないように心がけてガードをさげることをしてみましょう。
「意識するだけじゃ効果ないよ」と言われる方もいるでしょうが、「言い訳する時の自分」を意識することで、どのような時に言い訳してしまうのか、なぜ言い訳してしまうのかについて、観察・分析することが可能となります。
「あ~また言い訳してチャレンジ出来なかった」と思うのは誰でもイヤなことなので、少しずつ改善出来るように自分を見つめてみましょう。
【方法②】「超」小さな成功体験を積み重ねる
次のトレーニング法は、「自分に出来る小さな成功体験」をストック化することです。
もっと簡単に言えば、日常や仕事の中で自分が達成してきたことを、メモ帳でもノートでもスマホでも何でもいいので記録して、可視化してみましょう。
なぜかというと、自分に言い訳をしてチャレンジ出来ずにいる人の多くは、自分に自信がないからです。
言い換えれば、少しでも自分に自信を持つことが出来れば、言い訳せずにチャレンジ出来るようになると思いませんか?
自分が日々暮らしている日常の中で、どんな小さなことでもいいので記録を通じてストックし、自信を積み重ねてみましょう。
【方法③】コトバを変えてみる【だから→だけど】
最後に紹介するトレーニング法は、自分が発する言霊を変えることです。
冒頭からお伝えしているように、言い訳のテンプレート(定型文)は「○○だから自分には無理」です。
文章の構造が「原因」→「推測」となっているので、これを「マイナス(制限)」→「プラス(開放)」に変えてみましょう。そして、→の部分に使う接続詞も、「だから」ではなく「だけど」に変換してみてください。
「容姿に自信がないから、好きな人に告白出来ない」ではなく、「容姿に自信はないけど、好きな人を毎日笑わせる話術を身につけて告白してやる」と考えればいいのです。
「ずっとサラリーマンだったから、個人で働く自信も才能もない」ではなく、「会社勤めが長かったけど、これからは自由の身だから趣味のカメラスキル(例)を磨いて、多くの人に感動的な素材を提供出来るようになろっかな♪」と考えればいいのです。
結果的に、告白であれ仕事であれ失敗したって問題ありません。
「死ぬこと以外かすり傷」とまでは言いませんが、言い訳していた頃には出来なかった行動を取れたのであれば、それは立派な自分の経験値であり財産だからです。
2. 言い訳しがちな人の根本的な原因は「自信不足」なので、小さな成功体験を積もう
3. 自分の言葉を変えることで、行動を変えるキッカケにしてみよう!
まとめ
今回は「言い訳を減らして行動出来る自分」を見つけることをテーマにしてみました。
すぐに今の自分を変えることは難しいかもしれませんが、自分の可能性を閉ざしてしまうことだけは本当にもったいないことだと僕は思います。
人と比べずに、自分らしくマイペースに進める道はあるはずです。
新しい可能性を模索して、よりみなさんが自分らしく生きていける日が来ればいいなと願っています。
では今回はこのへんで。