仕事・副業・転職系 Nomad フレームワーク 思考法

【フレームワーク】PEST分析という思考整理法を紹介します

こんにちは、TAKです。

「自分が所属している業界分析をしてみたいけど、何をすればいいかわからない」「自分の思考力を高めて、もっと論理的に物事を考えられるようにしたい」と悩んでいませんか?

そのような方向けに、今回はビジネスや日常の場面でも使えるコンサル業界で有名なフレームワーク「PEST分析」について紹介していきたいと思います。

【こんな人に読んで欲しい記事です】
● 業界分析や企業分析をしてみたい方
● コンサルで使われているフレームワークを知りたい方

● 自分の思考力を鍛えて、日常生活や自分の仕事に活かしたい方

PEST分析とは何か?

PEST分析は「マクロ要因」分析のツール

まず、PEST分析の意味から確認していきましょう。
PESTとは、この上の画像のような4つの単語の頭文字を取って付けられた名前です。

● 「P」・・・Politicsの略で、「政治」の意味
● 「E」・・・Economicsの略で、「経済」の意味
● 「S」・・・Social&Cultureの略で、「社会・文化」の意味 (文化も加えた方がイイです)
● 「T」・・・Technologyの略で、「テクノロジー」の意味

「政治」「経済」「社会・文化」「テクノロジー」と堅苦しい言葉が出てきましたが、簡単に言ってしまえばこれらは経済社会全体に影響を与え得る重要な要素と言えます。難しい言葉で「マクロ要因」と言ったりもします。

マクロ要因の分析がなぜ重要なのかはこの後紹介しますが、ここでは「マクロ要因」を把握するためのツールがPEST分析なのだと理解してもらえれば十分です。

PEST分析の必要性

ではなぜPEST分析を用いてマクロ要因を知ることが大事なのでしょうか?
それは、先ほどの「政治」「経済」「社会・文化」「テクノロジー」といった抽象的な概念を見てもらればわかる通り、いずれも僕ら個人や一企業にはコントロール出来ない要因だからです。

PESTそれぞれで検討すべき具体的な内容は後ほど紹介しますが、例えば「政治」に関連する「法律や規制」は僕らで決めることは出来ないですよね。「社会・文化」で言えば、日本が抱える課題「少子高齢化」を取っても僕らでその構造自体を変えることも難しいです。もっとフランクな例で言えば、「若者の間で○○が流行っている」という事象も、(背景にはマーケティング効果もあるでしょうが)僕らが直接的にどうこう出来る話でもないですよね。

つまり何が言いたいかというと、こういった「政治」「経済」「社会・文化」「テクノロジー」各方面での現状やトレンドを知ることは、(主に)企業が継続的に成長し続けるために必要不可欠ということです。

「コントロール出来ないんだから知る必要ないんじゃない?」と思われる方は経営者の立場に立って考えてみてください。コントロール出来ないからと言ってマクロ要因を見ないことは、子どもが言うことを聞かないからと言って育児放棄するのと同じことです。

企業は様々な法規制や景気動向などに左右される中で、最適な企業戦略や活路を見つけて顧客により良い価値を届け、頑張って働いている従業員や投資家・株主等に満足してもらえるように努力をしています。コロナウイルスの影響を受けてただ下を向くのではなく、政府の支援策や為替金利の変動を確認し、人々のライフスタイルの変化を考察したり、オンライン事業を始めるために使える技術を模索したりと、チャンスを見つけて活路を見出すためにも、広い視野を持って分析することが大事ということです。

PEST分析の活用場面

ではどのような時にPEST分析を使えばいいのでしょうか?
使いたい時に使ってもらえればいいのですが、今まで話したように「マクロ要因」を分析したい時、「外部環境」を分析したい時に使いやすいのではないかと思います。

一般的には企業が属する業界の分析で使われることが多いので、ビジネスの場面で用いられることがほとんどですが、物事を俯瞰的に考えられるようになりたいと思っている方が日常の場面で使うのもアリだと思っています。

何かニュースを目にした時や、何かしらの疑問を頂いた時、その事象を取り巻く外部環境を考えてみることは思考力を伸ばすためにオススメの方法です。すべてPESTに当てはめることは出来ないかもしれませんが、PESTにキレイに当てはめることよりも、自分の頭を使って考えてノートに書きだしてみる作業の方がずっと大事です。

PEST分析の活用方法

PEST分析での検討事項を知る

では実際にPEST分析を用いる場合、何を考えればいいのか、その枠組みを紹介します。
いずれも、政治・経済・社会・文化・テクノロジーがビジネスにどのような影響を及ぼすのかといった視点で考えていけばOKです。

こんな感じの項目を想定して考察( 一例)

考慮すべき大枠は以上のようになりますが、分析対象とする業界によって検討すべき内容は大きく変わる点はしっかりと意識しておいてください。

不動産業界を例に挙げるなら、民泊新法の施行でどのような影響が出るかを考えたり、不動産テックに代表されるようなAI技術やAR・VR、ブロックチェーンの影響を考えたりすることが大事です。航空業界を例に挙げるならば、航空業界の課題の一つである燃油高騰問題を考えたり、売上を左右する訪日外国人の動向をウォッチするなどが大事になるでしょう。コロナウイルスの世界的流行や東京オリンピックの延期により、インバウンド産業に及ぼす影響は計り知れないですからね。

自分で事例分析を積み重ねる

PEST分析に限った話ではないですが、分析出来るようにするためには自分でネタを探して色々考えてみることが大事になります。なぜなら、これさえ使えばどんな業界・企業でもマクロ要因が完璧にわかるといった即効性のあるツールは存在しないからです。

完璧にやろうとする必要はなく、「こんな感じかな?」と試行錯誤したり情報収集して、自分の考える力を磨き上げていけばいいだけです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回はビジネスの場面でも使える外部環境を分析するフレームワーク「PEST分析」について紹介してきました。マクロ要因はかなり広い視野で物事を見る必要があるので難しい反面、今まで知らなかったことを知るキッカケにも出来る方法なので、是非活用してみてください。

では今回はこのへんで。