NFT

OpenSeaの使い方とNFTアートを出品する手順を徹底解説【稼ぐための仕組みを作ろう】

本記事にはプロモーションを含みます

悩んでいる人

OpenSeaでNFTアートを出品して販売したい。具体的な手順をわかりやすく教えて欲しいな

こんな悩みを解決していきます。

本記事の内容
  • OpenSeaを使うべき理由と使い方
  • NFTアートを出品する手順とポイント
NFTアートに興味があるなら出品してみよう!

NFTのマーケットプレイスとして有名なOpenSea

NFTアートに興味を持つ人の多くが知っているプラットフォームですが、実際に出品している人はまだまだ少ないのが現状です。出品したいけど作品がない、作品はあるけどやり方が今一つわからず不安といった理由がほとんど。

そこで本記事では、NFTアートに興味がある人向けに、OpenSeaの使い方を出品の手順含めて解説していきます。

たな

仮想通貨口座やメタマスクの開設、NFTアート作品の準備が完了している人を前提としているので、まだの人はNFTアートの始め方を「3ステップ」でわかりやすく解説【初めての人でも簡単にできる】を先に読んでおいてください。

NFTアートの始め方を「3ステップ」でわかりやすく解説【簡単】

「NFTアートを始めたいけどやり方がわからない」という人向けに、NFTアートの始め方を3ステップでわかりやすく解説した記事です。NFTアートを集めたいコレクターから、実際に作って出品したい人まで本記事を読めばすべてわかるようになります。

続きを見る

OpenSeaの使い方とNFTアート出品の手順をわかりやすくまとめてみた


NFTアートを出品するためには、OpenSeaの使い方とあわせて手順を知っておく必要があります。実際にNFTアートを出品している僕の経験をもとに、わかりやすく図解していきます。

OpenSeaを使うべき理由

そもそもですが「なぜOpenSeaを使うのか?」という点を明確にしておきたいと思います。理由は以下の2つ。

OpenSeaを使うべき理由

  • 理由①:NFTアートを売買できる最大手のプラットフォームだから
  • 理由②:NFTアート出品時に発生するガス代が初回だけで済むから

OpenSea以外にもNFTアートを売買できるプラットフォームはありますが、知名度は高くありません。そもそも認知度が低いプラットフォームで取引するのは(将来性がある場合をのぞいて)あまり意味がないです。そういった意味でも、2022年現在で盛り上がっているプラットフォーム「OpenSea」を利用するのがおすすめ。

また、ガス代も大事。クリエイターがNFT作品を出品する時は手数料としてガス代が発生します。ガス代は変動している上に決して安いとは言えないので、ガス代発生を初回だけにできるのはかなりありがたいのです。

「ガス代ってなに?」という人はイーサリアム(ETH)の「ガス代」とは何かをわかりやすく解説【計算方法やおすすめ確認ツールも紹介】の記事を参考にしてみてください。

イーサリアム(ETH)の「ガス代」とは何かわかりやすく解説【計算方法やおすすめの確認ツールも紹介】

「暗号資産やイーサリアム(ETH)でよく聞くガス代ってなに?」という人向けの解説記事です。ガス代の概要や必要性を理解した上で、ガス代の計算構造や節約方法まで紹介しています。NFTアートやDeFiなどでガス代を低くおさえたい方も必見です。

続きを見る

こういった理由から、記事執筆時点ではOpenSeaを使うのがベストなのです。

NFTアートを出品するまでの手順【まとめ】

では実際にNFTアートを出品するまでの手順を見ていきます。

結論、以下の”4ステップ”で簡単にNFTアートを出品することが可能。

NFTアート出品の4ステップ

  • OpenSeaにアクセスしてMetaMaskと連携
  • "My Collections"を作成
  • NFT作品をMintする
  • NFT作品をListする

1つずつ、図を使って解説していきます。

step
1
OpenSeaにアクセスしてMetaMaskと連携

まずOpenSeaの公式サイトにアクセスします。偽サイトも存在するようなので気をつけましょう。時期によって多少変わりますが、トップ画面はこんな感じ。


画面右上にある「Create」ボタンを押すと、以下のようにウォレットとの連携が求められるので、MetaMaskを選択します。


基本的に、毎回OpenSeaにアクセスした時にはウォレットとの連携が必要になります。この画面が表示されたらMetaMaskを選択と覚えておきましょう。

step
2
"My Collections"を作成

連携ができたら「My Collections」を作成していきます。OpenSeaの中に自分だけの店を作るようなイメージですね。

やり方は簡単。右上のプロフィール的なボタンから「My Collections」を選びます。


以下のような画面になるので「Create a collection」を選択。

すると以下gifのように縦長にスクロールできる入力項目が表示されるかと思います。

入力項目は以下の内容を参考に入力してみてください。

  • Logo Image:ロゴ画像を設定する項目
  • Featured Image:特徴を表す画像を任意で設定する項目
  • Banner Image:バナー画像を設定する項目
  • Name:OpenSeaでの活動名を設定する項目
  • URL:作品に関するURLなどを任意で設定する項目
  • Description:クリエイターや作品に関する説明などを任意で設定する項目
  • Category:カテゴリーを選択。NFTアートなら"Art"を選択
  • Links:DiscordやInstagramなど任意で設定する項目
  • Creator Earnings:作品が販売された時のクリエイター収益率(%)を決める項目
  • Blockchain:EthereumのままでOK
  • Payment tokens:ETHとWETHのままでOK
  • Display theme:3つの中から好きな表示形式を選択
  • Explicit&sensitive content:露骨でセンシティブな内容を含むならチェック

設定した内容はあとからでも編集できるので、気楽に入力しましょう。

上記の項目で特に重要になるのが太字にしているCreator Earnings。これは、NFTアートが販売された時に出品者であるクリエイターに入る報酬率(%)を決める項目です。

値は0%から10%の間で自由に決定することが出来るので、作品のクオリティやニーズに応じて決めるようにしましょう。値を設定すると、以下のように報酬を受け取るためのウォレットアドレスの入力が求められます。


ここにMetaMaskのウォレットを設定すれば、作品が売れるたびに報酬を受け取れるようになります。クリエイター報酬は売れてから1-2週間後に入金される感じですね。

step
3
NFT作品をMintする

作品を出品するための店(=My Collections)を構えることができたので、後は個別にNFTアートを出品していくだけ。ですが、ちょっと特殊な用語が使われるので、本記事ではステップ③とステップ④の2つにわけて解説していきます。

NFTアートを出品して販売するためには以下の2つのプロセスが必要になります。

Mint(ステップ③) NFTアート作品を生み出すこと
List(ステップ④) 生み出したNFTアート作品を実際に販売すること

Mint(ミント)は「鋳造」の意味。お金の鋳造のようにNFTが生成されるのでMintと呼ばれるようです。その後、実際に販売価格などをつけて出品するプロセスをListもしくはListingと呼びます。

この点を踏まえた上で、Mint(ステップ③)とList(ステップ④)の方法を見ていきます。

まずMintする方法ですが、以下のように「Add Item」もしくはステップ①でみた「Create」から簡単にできます。


以下のような画面になるので、ここに作品情報を入力。


作品情報として必要になる入力項目は以下の通りです。

  • Image,Video,Audio,3D Model:作品を指定された形式で出品
  • Name:作品名を決める項目
  • External link:作品に関する個別リンクを任意で設定する項目
  • Description:作品に関する説明を入力する項目
  • Collection:先ほど作ったコレクション名を指定
  • Properties:作品のプロパティをテキストで設定するタグみたいな項目
  • Levels:プログレスバーを使って作品の特徴を設定する項目
  • Stats:作品の特徴を数字を使って設定する項目
  • Unlockable Content:購入者だけが見れるアンロック要素があるかを決める項目
  • Explicit&sensitive content:露骨でセンシティブな内容を含むならチェック
  • Supply:NFTを生成する数を設定する項目
  • Blockchain:EthereumでOK(ガス代抑えるならPolygonも可)
  • Freeze metadata:基本的に空欄のままでOK

ざっとこんな感じです。よくわからない項目はそのままor空欄にしていても問題ありません。

まあ一度出品すれば慣れるので、まずは最初の作品を出品してみましょう。ランキング上位の作品を参考にしてみるのもおすすめ。

必要項目を入力したら、無事Mint完了です。以下のようにMintedと表示されていることをマイコレクション「Item Activity」から確認してみましょう。

step
4
NFT作品をListする

最後に生み出したNFT作品をListしていきます。

何も難しいことはなくて、ガス代の動向を確認しつつ上記画像の右上にある「Sell」から販売していくだけ。すると、以下のように販売条件を設定できるのでここも埋めていきます。


Fixed Priceは固定価格、Timed Auctionはオークション価格での販売形式となります。販売期間(Duration)を設定して下部にあるComplete listingを押せば完了です。

Sell as a bundle(まとめ売り)やReserve for specific buyer(特定の人への予約販売)などもありますが、最初は使うことはないのでオフのまま進めてOKです。

Complete listingを押したらガス代の確認画面となるので、内容を確認して署名すれば出品完了となります。あとはTwitterで作品を広めるなどして、コレクターに買ってもらえるように活動していきましょう。

まとめ:OpenSeaを使ってNFTアートを出品するのは簡単!オリジナル作品で稼ぐ仕組みを作ろう


本記事をまとめます。

本記事のまとめ

  • NFTアートを出品するなら世界的にユーザーも多いOpenSeaを活用しよう
  • OpenSeaを使ってNFTアートを出品する手順は難しくない
  • OpenSeaにアクセスしたらまずはMetaMaskと連携する
  • 初回はOpenSea内でMy Collectionsを作成する
  • 後は個別にNFT作品をMintしてListingすれば完了
  • NFTアートは作って終わりじゃない。マーケティングにも力を入れて販売しよう

こんな感じですね。

初めは作品を出品するまでに多少時間はかかるかもしれませんが、慣れてしまえば簡単です。初回はガス代を極力おさえられる時間帯を探りつつ出品してみてください。
(※2回目以降はガス代は発生しません)

たな

本記事が一人でも多くの人にNFTアートに興味を持ってもらうきっかけになればうれしいです。NFT、楽しんでいきましょう!

-NFT
-,