びじねす 思考法とアイデア Nomad 思考法

ノマドワーカーとは何か?ノマドワーカーになるための心得やメリット・デメリットを解説

nomad

こんにちは、TAKです。

突然ですが、「ノマド」という言葉を聞いたことはありますか?
一般的に、オフィスなどの場所以外で自由に働く人たちを総称して「ノマドワーカー」と言われたりします。最近では、世界中を旅しながら自由に働くタイプのノマドワーカーもいるようですね。

僕自身、世界中を旅したりはしていませんが、今は日本でマイペースに働いています。

ここで、簡単に僕の経歴を紹介させてください。
・ 公認会計士試験に合格後、大手監査法人のアドバイザリー部でサラリーマンをする(約3年)
・ 外資系コンサルの中国拠点長として、現地中国(上海)で雇われ社長をする(約3年)
・ 色々犠牲にする働き方に無理を感じて、日本に帰国。起業してノマドワーカーに(今ココ)

振り返ってみても、「まさか」「こんなはずじゃなかった」と言った感じでした。
そんな僕に、一番合っていたワークスタイルこそが「ノマドワーカー」という働き方でした。

そこで今回は、「ノマドワーカーって何?」という方向けに、メリット・デメリットを中心に紹介していきたいと思います。目次だけでも概要がわかるので、興味のある箇所だけ読んでもらってもOKです。

【こんな人に読んで欲しい記事です】

● ノマドワーカーとして働くメリット・デメリットを知っておきたい方

● 自分の可能性を広げて自分らしく生きていきたいと考えている方

「ノマド」とはそもそも何か?

nomad_sheep

ノマドの元々の意味は「遊牧民」

ノマド(nomad)とは、英語で遊牧民や放浪者を意味する言葉です。
インターネットの発展で、オフィスにいなくても自宅やカフェなどで仕事が出来る環境が整ったことから、ノマドワーカーといった言葉も出てきました。

「ノマド = 自由に働く人」と広く解釈すれば、企業に属しているサラリーマンでも自由な働き方が出来ていればノマドワーカーですし、フリーランスとして働いている人もノマドワーカーと言えるでしょう。

フリーランスやオフィス以外の場所で働けるサラリーマンも「ノマドワーカー」

このように、「ノマド=自由」と解釈するのが一般的です。
より幅広い考え方が出来るように、少し違った視点からノマドを解釈してみます。

(ノマドワーカーのメリット・デメリットだけ知りたい方は読み飛ばしてください。)

ノマドは「時間・場所・+α」にとらわれない生き方

僕はノマドを「時間や場所」+αにとらわれない生き方と考えています。

+α」の部分に、自分がとらわれている概念を入れることで、視野が広がり新しい可能性を見出せることが出来るので、このように解釈しています。

例えば、僕の場合は「仕事におけるキャリア」にとらわれていました。

・ 公認会計士になったのだから、その道で頑張り続けないといけない。

・ 周囲の期待に応えるためにも、周りと差別化を図った生き方をしないといけない。

・ 今までと異なる分野の仕事はリスクが高いから、やらない方がいい。

といったように、「〇〇だから××しないといけない」といったMust型思考に陥っていました。
要は、よくわからない固定概念みたいなものにとらわれて、自分の可能性を狭めていたんですね。

「好きなことがあるならそれを仕事にすればいいじゃん」とか、「最初の仕事選びでやりたいことを選べば良かったんじゃないの?」という意見もあるかと思いますが、最初から本当に好きな仕事が出来る人は、ほんのごくわずかです。

「考えて行動する。そしてそれが自分の理想に近づくまで繰り返す」ことが大事だということです。
バイアスにとらわれている自分を解放して、自分の人生のために行動出来るようになるタイミングは人それぞれだと思います。

もし、今の働き方や生活に不満を持っている方がいれば、「自分は何かにとらわれていないか?選択肢や自分の可能性を狭めていないか?」と考えてみてください。

一度選んでも大抵のことはやり直しが出来るのが人生です。

 POINT

● 「ノマド = 何事にもとらわれない自由な生き方」と考えるだけで、可能性が広がる

● 今の自分や仕事に納得できていないと思った時こそ転機。新しい自分を見つけるチャンス

「ノマドワーカー」のメリットとデメリット

pros and cons

ここからは、「ノマドワーカーとして働きたい」と思っている向けに、メリットとデメリットをお伝えしていきます。

ノマドワーカーはどうしても「自由」というイメージが先行して、「楽に働けそう」と思いがちですが、デメリットもしっかり意識していないと痛い目を見ることになります。
「自分の性格に合っているか?向いていそうか?」の視点を持って読んでみてください。

【デメリット①】厳しい自己管理と自己分析が必要

1つめのデメリットは、充実したライフワークを図るためには厳しい自己管理が必要になる点です。
そもそも人間は楽をしたがる生き物なので、自由で誰にも監視されないことをいいことに、遊んだりダラけていては何も価値を生み出しません。

また、「自分に何が出来るか?」という問いに明確に答えられる必要があります。
サラリーマンであれば、その会社の中で仕事を与えられるので特に問題ないですが、フリーランスや起業家であれば、自分で仕事を取りにいくためのアピールが必要となります。

就職活動の経験がある方ならわかると思いますが、希望の会社に採用されるために「自分にはこんな価値があります。自分を採用してくれたら将来会社にこんなメリットがあります」といった視点で自分を売り込んだかと思います。

これと同じで、一緒に仕事をする相手に「自分が得意な領域や生み出せる価値はコレです!」と明確に伝えることが出来ないと、ビジネスパートナーとして採用されることはないのです。

 POINT

● ノマドワーカーになるためには、厳しい自己管理と自己分析が大事!

【デメリット②】社会的信用と生産性を上げる必要

2つめのデメリットは、ノマドワーカーは社会的信用が低いという点です。

ノマドワーカーに限った話ではないですが、もし個人として仕事をしていきたいなら、社会的信用は会社でサラリーマンとして働いていた時よりも信用が低いということを認識しておいてください。

僕自身も経験したことがありますが、組織から抜けた途端に取引先から全く相手にされないということはよくありました。

そのため、ゼロからスタートする場合は、顧客から社会的信用を得られるような努力が必要です。
具体的には、自己分析で把握した自分の得意分野に関する「継続的な勉強・改善」が必要となります。

顧客満足を高めるためにも、顧客の声を取り入れつつ、提供しているサービスの価値を高めるようにしてみてくださいそれが出来るようになれば、ノマドワーカーとして生計を立てることも十分可能です。

 POINT

●  (一般的に)企業に属さないで個人として働くノマドワーカーは社会的信用が低い

● 信用を獲得するためには、自分のアピール領域で継続的な努力・改善が必要

ここまでデメリットを色々と書いてきましたが、「個人で仕事をする」人間にとってはどれも避けては通れない内容です。

ただ、これさえクリア出来ればより自由に、そしてより自分らしい生き方を追求することが可能なので、サラリーマンや主婦の方でも副業から始めつつ、自己分析をしてみることをオススメします。

【メリット①】自由に仕事が出来る(狭義)

続いてノマドワーカーのメリットを見ていきましょう。

最初のメリットとして挙げられるのは、何と言っても自由に仕事が出来る点です。
時間や場所に拘束される必要もないので、自分の好きな時に好きな場所で仕事をすることが出来ます。

そうすれば、毎日満員電車に乗ってストレスを感じることもありませんし、家事の合間に作業を進めることも出来ますし、さらには好きなカフェでのんびり過ごすことも可能です。

【メリット②】自分らしく生きていける(広義)

2つめのメリットは、自分がどのように生きていきたいかを知ることが出来る点です。

少し大げさかもしれませんが、サラリーマンとして働いていた僕が実感しているメリットです。
「なぜ自分の求める生き方を知れるのか?」というと、自己分析を通じて自分のコアを知れるからです。

わかりやすく言ってしまえばこんな感じです。

【パターン①:何をしたいかわからないことに気付く】
自由に自分らしく生きたい→ノマドワーカー目指す→何をすればいいかわからないことに気付く

【パターン②:自分に出来ることで稼げないことに気付く】
自由に自分らしく生きたい→ノマドワーカー目指す→出来ることをしてみる→稼げないことに気付く

「ノマド」「自由」というパワーワードに惹かれて飛びつくと、大体上記のようなパターンに陥ることが多いです。ただこれは、サラリーマンとして働いていた頃には考えずに済んでいたことを、ある意味初めて考えている証拠でもあり、ごく当たり前の症状が出ただけとも言えます。

そのため、「何をすればいいかわからないから自分は向いていない」とか「唯一出来ることにトライしてみたけど稼げないから終わった」と萎えるのではなく、「理想と現実とのギャップ」を受け止めることが大事になります。

このギャップを知った後に取るべき選択肢は以下のどちらかです。
・自分には無理だと諦めて、サラリーマン生活を続ける
現状を知った上で「自己分析」をして、自分の価値を磨いていく

どちらの選択肢を取るべきかは自分次第です。
少しずつでいいので、自分と対話し続け、考え続けて、自分にしかできない価値を見つけてみてください。

 POINT

● ノマドワーカーを目指すと、「自分は何がしたいのか?」という壁にぶち当たるが問題なし

● 理想と現実のギャップを知ることを通じて、諦めずに自己分析をし続ける

● 諦めたらそこで試合終了(サラリーマン生活に出戻り)

● サラリーマンの方でも主婦の方でも、自己分析はいつでも出来る

僕が「ノマドワーカー」になった「3つ」の理由

nomad_reason

最後に、僕自身がノマドワーカーになった理由を参考程度に紹介したいと思います。

【理由①】家族中心の生活にシフトするため

一番の理由が家族中心の生活を送るためです。

僕にはまだ子供がいないので奥さんということになりますが、結婚(入籍)した2か月後には海外生活を始めていました。もちろん奥さんの承諾と応援あってこそでしたが、自分のキャリアのために異国へ連れ出し不自由な思いをさせてしまった、というのが自分の中に今でも残っています。

日本に戻ってからは、働き始めた奥さんのサポートや家事手伝いが出来るようになったのも、自由な働き方が出来ているおかげだと思っています。

【理由②】自分の可能性を広げるため

2つ目の理由は、自分の仕事の幅を広げ、可能性を広げるためです。

最初の方でも少し紹介しましたが、僕は自分の仕事のキャリアにとらわれていた時期がありました。
公認会計士の仕事だけでなく、より自分の好きな領域を仕事にして可能性を広げたいという思いもありました。

【理由③】ストック型ビジネスを始めるため

最後の理由は、ストック型ビジネスを始めるためです。

監査法人で働いている時も、上海で働いている時も、自分の労働力を酷使した対価として給料をもらうフロー型ビジネスをしていました。若いうちはこの働き方でも問題ないですが、無理し過ぎると疲れ果ててしまうのがデメリットです。

以前、「人生100年時代。老後資金が枯渇しそうだから、資産運用始めよう」みたいなテレビCMをたまたま見かけましたが、このキャッチフレーズはフロー型ビジネスの限界を物語っている証拠でもあります。

ストック型ビジネスでの成功には時間を要するからこそ、若いうちから取り組んだ方がいいと思っています。

まとめ

今回はノマドワーカーの概要からメリット・デメリットを中心に紹介してきました

人生は一度きりですが、選んだ選択は一度きりではありません。
始めるのに「遅い」とか「未経験」とか関係ないので、少しでも興味があればノマド的な生き方を追求してみてください、

では今回はこのへんで。