びじねす 思考法とアイデア Nomad プレゼン 思考法

自分の意見をうまく伝えられない人は「落としどころ」を意識してみよう

こんにちは、TAK(@tak_vectorium)です。

突然ですが、「自分の言いたいことがなかなか相手に伝わらない。。。」と悩んでいませんか?

・ 上司に相談したいけど、何を伝えたらいいかわからない
・ 相談しても「結局何が言いたいの?」と言われてしまってヘコんでしまう
・ プライベートでも自分の意見をうまくまとめられない

などなど。

そんな自分の言いたいことをうまく伝えられずに悩んでいる方向けに、今回は「自分の意見をうまく相手に伝えるための方法」について紹介していきたいと思います。

【こんな方に読んで欲しい記事です】

● 人に自分の意見を伝えるのがあまり得意でない方

● 自分の意見をがんばって伝えても、「何が言いたいの?」と言われてしまう方

僕は仕事柄、コンサルタントとして経営者の方や幅広い部署の方とお話させて頂く機会も多いのですが、
基本的なスタンスは「シンプル&結論から」です。

僕が使っているちょっとしたテクニックや練習法も紹介してみるので、良ければ参考にしてみてください。

以下では、「自分の思いを伝えられず悩んでいる人が少しでも減ればいいな」といった気持ちで色々書いていますが、「今の自分を変えなくちゃ!」みたいな感じで自分を追い詰める必要はないと思ってます。

TAK
TAK

コミュニケーションは相性もあるし、うまく意見を伝えられなくてもわかってくれる人は必ずいると思います。今の自分を尊重しながら、少しでもプラスに出来ることがあれば、気軽に取り入れる程度のスタンスで見てね。

では一つずつ見ていきましょう。

自分の意見をうまく伝えられない理由

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そもそも自分でもわかっていない可能性が高い

自分の意見が相手に伝わらないのはなぜでしょうか?

伝わらない原因は色々考えられますが、そもそも自分自身でも何を伝えたいのかがわかっていない可能性が高いです。

「自分自身のことだし、自分がわかっていないなんてありえない!」と思われる方もいるかと思います。

ですが、実際に自分の伝えたいことをコトバにして伝えることが出来ない人は思っている以上に多いです。

試しに、自分が悩んでいることについて、実際に壁に向かって話したり、スマホで録音してみてください。
おそらく、コトバに詰まってしまったり、思っているように話せないかもしれません。

TAK
TAK

頭の中ではうまく話せている気がするのに、言葉に出すとうまくいかないことってよくあるよね。脳内再生された自分はイケイケなんだけどな。

もし「自分のコトバでしっかり話すことが出来ているのに相手に伝わらない」のであれば、それは伝え方に問題があると言えます。伝え方の話についてはこの後紹介しているので、そちらを参照してください。

伝えたいことが「モヤモヤ」の状態では相手に伝わらない

自分の伝えたいことをうまくコトバに出来なかったとしても、現時点では問題ありません。

うまく伝えることが出来ない原因として、自分のコトバに出来てない(可能性がある)ということをまずは認識しておいてください。

自分のコトバに出来るようにすることが最初の目指すべきゴールとなりますが、そもそもなぜ自分のコトバにする必要があるのでしょうか?

それは、自分の頭でわかったつもりになっているだけでは、伝えたいことを自分のコトバにうまく乗せることが出来ないからです。

例えば、自分が観た映画のストーリーを、他の誰かに説明することを考えてみましょう。
家族や友人と観たときは、「面白かったね~」「あのシーンは感動したよね」といった感想でもいいですが、他人にストーリーを説明する場合はこれだけでは伝わらないでしょう。

これはまさに、映画を観た後の状態は頭では「なんとなく」わかっている状態とも言えますね。

相手が理解してくれるレベルで説明するためには、この「なんとなく」を「ハッキリ」に変える必要があるということなのです。

自分の意見を伝えたければ、「落としどころ」を意識する

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意識のベクトルを「自分」から「相手」に持っていく

ここからは、実際に相手に伝える段階では何を意識して伝えるべきかを考えていきます。

先ほどは、自分の伝えたいことをコトバにして「モヤモヤ」の状態を「ハッキリ」した状態に持っていくことが大切とお伝えしました。

しかし、自分のコトバにするだけでは不十分です。
なぜなら、今は自分の伝えたいことをコトバに乗せる方法を知っただけで、具体的にどのようにコトバを相手に向かって飛ばせばいいかわかっていないためです。

キャッチボールをするためには、自分がボールを投げれるようになるだけでなく、相手が取りやすいように投げる必要がありますよね。

これと同じで、今はまだ自分がボールを投げれるようになった状態なんだなとイメージしてみてください。

落としどころは最強の着地点

では実際に、どのようなことを意識すべきでしょうか?

答えを言うと、自分が伝えたい内容の「落としどころ」を意識的に作ることが重要になります。

「落としどころ」という言葉を初めて聞いた方もいるかもしれませんが、簡単に言えば「話し合いにおける最終的なゴール」という意味合いが近いです。

僕の経験上、ビジネスの会話で「落としどころ」を口グセにしている人は仕事が出来る人だと思います。
なぜかというと、話が本題からそれたり色んな意見が飛び交っても、最終的に「ゴール(結論)」という着地点で話がまとまるからです。

僕が中国で働いていたとき、あるクライアントから自社のキャッシュフロー改善提案を依頼されました。

報告会で与えられた時間は1時間のみだったので、僕は内心「時間ギリギリだな、分析した内容を理解してもらいながら進めるのは大変かもしれない」と思っていました。

ミーティングが始まると、同席していたクライアントの社長が、最近の調子や個人的なお話(奥さんやお子さんとライブに行った話など)をかなりの時間を割いて話し始めたのです。

僕は「うんうん」と話に耳を傾けながらも「あぁ…時間が….」と焦っていました。

そんな矢先、社長が突然「そうそう、わが社の資金分析してくれたんだよね。結局どうすればいいの?落としどころを教えてくれない?」

と言ってきたのです。

その時は若干ビックリしましたが、結論とそれに紐づく行動を知りたいと思うのが時間のない社長の思考なんだなと気付きました。

TAK
TAK

社長さんなどのお偉いさんは基本的に忙しくて時間がないから、最終的な結論やアクション(行動)を聞いてくる傾向は強いですね。

このミーティングの例でもなんとなくわかったかもしれませんが、どんなに話がそれたとしても、最終的に「落としどころ」さえ意識していれば話を収束させることが可能になります。

今回はミーティングの例でしたが、
・ 自分が上司に作業やプロジェクトの進捗報告をする時
・ 今の会社を退職する意向を伝えたい時
・ 友人や知り合いに自分の意見を伝えたい時

など、自分の意見を伝える場面では「落としどころ」を意識していれば話をまとめたり、結局自分が伝えたいことは何かをブレることなく伝えることが出来るようになります。

場合によっては、その場の緊張感や不安感によって、自分の意志が弱くなることもあるかと思います。
そんなときこそ、相手に自分の意志を確実に伝えるための「落としどころ」を意識してみてください。

自分の意見を伝えるための練習法

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落としどころを意識した話し方

ここまででお伝えした内容を簡単に図にまとめてみました。

最初のポイントは、「自分のコトバ」とすることが大事であること。
自分のコトバに出来ないと、そもそも自分の伝えたいオモイをコトバに乗せることが出来ないからです。

次のポイントは、「落としどころ」を意識した上で相手に伝えること。
落としどころを意識しないと、相手の理解出来る着地点にコトバを届けることが出来ないからです。

つまり、自分の意見を相手に伝えられるようにするためには、①自分のコトバとして言語化する練習②落としどころを意識した話し方の練習の2つが必要ということになります。

次からは、実際に僕が実践している方法を紹介しますので、参考にしてみてください。

【練習①】自分のコトバとして言語化する練習

まずは自分のコトバとして言語化する練習です。

僕が実際に実践している方法は、テーマを決めて自分自身にスラスラ説明出来るようになるまで話すという方法です。

例えば、
・ 友人の結婚式のスピーチを頼まれた時
・ 大事なお客さんにプレゼンしなければならない時
・ 自分が勉強(インプット)したことが身に付いているかを確かめたい時

など、この方法をよく使います。

TAK
TAK

買い物に行く途中やお風呂に入っている時でも気軽に出来るので、オススメですよ。

大勢の人に伝えなくてはならないようなときは、身近な人に協力してもらって、「今の話わかりにくいところあった?」など意見を求めて改善していくのも有効な方法です。

身近な協力者がいないなら、ボイスレコーダーに自分の声を録音して聞いてみるだけでもOKです。

【練習②】相手に伝わるように「落としどころ」を意識する練習

では次に、相手に伝わるように落としどころを意識する練習をしましょう。

落としどころは、結局のところ「結論」に相当する部分です。

結論をズバっと言えるようにするためには、「ひとことで言うとなに?」と自問してみましょう。

仕事をイメージしてもらうとわかりやすいですが、何か伝えたいときや報告するときって色々なことが複雑に絡み合ってますよね。一例ですが、

・ 〇〇さんから連絡があって〇〇の作業が遅れているらしい
・ その上、急に△△が発生してヤバい
・ 担当者の自分としては期限通りに納品したいけど、人を増やしてくれないと対応しきれない

要は、色んな原因が積み重なって「今」の状況があるのでごちゃごちゃしてしまうのは当然のことです。

そんな中で、時間のない上司に報告するときには、「人を追加してくれない限り、期限通りの納品は無理です」と、ひとことで伝える力が必要になるのです。

そのため、日ごろから身の回りの出来事を「ひとこと化」する練習をしてみましょう。

複雑に絡み合った出来事をひとことで表すことは、伝えたい結論を要約・抽出する訓練になるハズです。

【練習③】本や資格の勉強を通じて自分に自信をつける

ここまで僕の経験をもとにした練習法を紹介してきましたが、最後に参考になりそうな本と資格を1つずつ紹介しておきたいと思います。

うまく伝えるためのノウハウも重要ですが、何より自分自身に自信を持つことも重要になります。

TAK
TAK

自信をつける補完的な手段として、興味のある方は取り入れてみてね。

伝えるためのノウハウ本は色々ありますが、個人的には「相手を知り、自分のスタンスで話す」という方法が
とても楽なのでオススメです。

「相手を知る」という観点からの本になるのですが、人間は9タイプという本は対人関係を改善するためにも
役立つところがあるので、対人関係に悩まれている方は手に取ってみてください。

もう一つ、資格を取得して自信をつけたいという人には、性格統計学をもとにした「コミュニケーション検定」が参考になるかと思います。

主な特徴としては、以下の3つがあげられます。
・ 約3時間のWeb講義を通じて、コミュニケーションの資格が取得できる
・ 3ヶ月の間、動画は繰り返し視聴することが可能
・ 子育て、夫婦関係、職場の人間関係などの場面で活用できる

各種メディアでも取り上げられた実績があるそうなので、興味のある方は以下から確認してみてください。
>> Webで完結する「伝え方コミュニケーション検定」をチェック

TAK
TAK

資格の取得については、以下記事でも詳しく紹介しているので良ければみてね。

さいごに

今回は「自分の意見を伝える方法」について紹介してきました。

人とのコミュニケーションはどこでも求められる時代なので、「うまく自分の意見が伝えられずつらい思いをしている」といった方が少しでも楽になればいいなといったオモイでこのテーマを書きました。

すべてのシーンに適用出来るわけではないかもしれませんが、自分に必要だなと思える部分があれば参考にしてみてください。

もし、伝わらないことがストレスで色々気にしてしまっている方は、以下記事も見てみてください。

自分の思考を整理する記事も書いてみました。

では今回はこのへんで。ぐっばい。