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【ゼロから学ぶ】概要程度は知っておきたい「シンギュラリティ」

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こんにちは、TAKです。
今回は「ゼロから学ぶシリーズ」として「シンギュラリティ」について触れたいと思います。

【こんな人に読んで欲しい記事です】
・「AI(人工知能)」について理解を深めていきたい方
・「シンギュラリティ」について自分なりの意見を持ちたい方
「シンギュラリティ」に関する議論は活発に行われていますが、今回はコトバの意味を理解した上で自分なりの意見を持ってもらうことを目的として、シンプルに記事を書いていきたいと思います。
なぜなら、短絡的な思考による「AI技術に対する偏見や不安」を減らしていきたいからです。
シンギュラリティとは

では早速シンギュラリティについて見ていきましょう。
シンギュラリティとは、簡単に言うと「人工知能が人間よりも賢くなる時」のことを指し、別名「技術的特異点」や「2045年問題」と言われたりします。

なぜ「2045年問題」と言われるかというと、アメリカの実業家で未来学者のレイ・カーツワイル氏が「2045年にシンギュラリティが起こる」と提唱したことがキッカケです。【原文(futurism)

2029 is the consistent date I have predicted for when an AI will pass a valid Turing test and therefore achieve human levels of intelligence. I have set the date 2045 for the ‘Singularity’ which is when we will multiply our effective intelligence a billion fold by merging with the intelligence we have created.

この発言を簡単にまとめると、以下のようなニュアンスになります。

2029年にはAIは人間と同等の知能を有することになり、2045年にはAI自身がより賢いAIを生み出せるシンギュラリティが到来する。
ちなみに、「人間と同等の知能を有する」かどうかを判定するには、「チューリングテスト(Turing Test)」が用いられることが一般的です。これは、人間がコンピュータと会話をし、「中身が人間かAIかを見抜けなければコンピュータには知能がある」とする手法です。

前回記事でも少し紹介しましたが、「汎用的AI」「強いAI」が実現したときに、シンギュラリティが到来すると言い換えてもいいでしょう。

https://vector-ium.com/ai-zero-learn1/

シンギュラリティに関する提言者

シンギュラリティの到来については「来る」と主張する人と「来ない」と主張する人に意見が分かれます。
どのような人たちが「来る」「来ない」と提言しているのか見てみましょう。

シンギュラリティが来ると主張
・ビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者)
・イーロン・マスク(テスラの共同設立者)
・孫正義(ソフトバンク創業者)
シンギュラリティは来ないと主張
・マルクス・ガブリエル(ドイツ哲学者)
・ジェリー・カプラン(人工知能権威/コンピュータ科学者)
・新井紀子(国立情報学研究所教授)

どのような発言をしているかはあえてここでは書きませんが、気になる方は検索してみてください。

シンギュラリティを知った後に考えるべきこと

最後に、「シンギュラリティ」の意味を理解した後に考えて欲しいことを書いておきます。
シンギュラリティが到来すると「AIに仕事を奪われる」といった話が良く出てきますが、個人的には「シンギュラリティが到来しなくても、AIが人間の仕事を代替していく流れは加速する」と思っています。

別に不安を煽るつもりも、不安を感じる必要もありませんが、「自分の仕事はAIに取って代わられる可能性はないか」「仮に取って代わられた場合にはどうすればいいか」を考えてみてください。

「AIと仕事」に関するテーマはまた別の機会に詳しく紹介していきたいと思いますが、自分にしか価値を出せない仕事や生き方を見つけ考えるキッカケにして頂ければと思います。

 

記事を読み終えたら、少し考える時間を取ってみてください。
では今回はこのへんで。