外資系やコンサル会社への転職を確実に成功させよう!【出身者が語るおすすめエージェントはこれだ】
外資系やコンサル会社に転職したい人「良い会社に転職してキャリアアップしたい。転職を成功させるためにどのエージェント登録すればいいんだろう?コツもあったら知りたい」
こんな悩みに答えていきます。
本記事の内容
- 外資系やコンサル会社に強いおすすめの転職エージェント7社
- 外資系やコンサル会社への転職を勝ち抜く3つの戦略
外資系・コンサル系の転職は難しい
「外資系やコンサル会社への転職は難しい」
いきなりテンション下げるようなことを言ってしまいスミマセンが、まずこのことを頭に入れておきましょう。外資系やコンサル会社は「実力主義」の世界です。
どの会社でも人材不足ではありますが、人不足が理由で採用されやすくなる世界ではありません。もっと言えば、一人あたりの生産性やパフォーマンスがめちゃくちゃ高いため、一般的な事業会社ほど人材不足に悩まされていません。
外資系やコンサル会社の本音としては即戦力となる「優秀な人材」が欲しい。
つまり外資系やコンサル会社への転職は「狭き門」なのです。
この狭き門を通り抜けるためには事前準備や面接対策などが必要不可欠です。ビビる必要はまったくありませんが、一般的な事業会社よりかは気合いを入れて、綿密に対策をしていきましょう。中でも情報収集はめちゃくちゃ大事。
本記事では外資系コンサル出身者として、おすすめの転職エージェントや転職を成功させる3つの戦略をお伝えしていきます。ちなみに本記事では「外資系」「コンサル」としていますが、以下図のように分類できます。
エージェントを厳密にわけることは難しいですが、少なくとも「外資系の会社」と「コンサル系の会社」のどちらに転職したいかは明確にしておいてください。どちらもレベルが高く、似た特徴を持っているので本記事でまとめて紹介していきます。
外資系やコンサル会社への転職を成功させるために利用したいエージェント【厳選7つ】
自分にあった転職先を見つけるためにも「情報収集」は欠かせません。転職を有利に進め、希望する会社への転職成功を導いてくれるエージェントを解説していきます。
【厳選7社】転職成功に欠かせないエージェント一覧
結論、外資系やコンサル会社への転職に利用すべきエージェントは以下7社です。
棲み分けとしては「1~3」が外資系に強いエージェント、「4~7」がコンサル系に強いエージェントとなります。
「外資系」と「コンサル系」にわけて1社ずつ詳しくみていきます。
外資系に強いエージェント「3社」
「外資系の会社で働きたい」と夢見る人の力になってくれるエージェント3社から紹介します。以下は一例ですが、「外資系」にも幅広い業種があるので、興味のある方はすべて欠かさずチェックしてください。
- メーカー(電気、電子、機械など)
- 自動車、エネルギー、インフラ
- IT(Web開発、インフラ、SI、PM、コンサルなど)
- 経理、財務、税務、法務、人事
- 金融(投資銀行、保険、コーポレートなど)
- 化学、ヘルスケア、リテール小売
- 営業、役員秘書、一般事務、翻訳
ロバート・ウォルターズ
ロバート・ウォルターズは1985年にイギリスのロンドンで設立された37年の歴史を誇る人材紹介のプロフェッショナル集団。世界31か国の主要都市に展開していて、日本には東京と大阪にオフィスがあります。
世界の有名なグローバル企業はもちろん、中小ベンチャーまで幅広い求人を取り扱っています。何より「英語力を活かせる求人」が豊富。
その証拠に、サポートしてくれるキャリアコンサルタントの多くが外国人。やり取りも英語が基本となるので、英語力を活かしたい方やチャレンジしたい方は必見です。
紹介してくれる会社の業種一覧はこんな感じ。
ほぼすべてありますね。ためしに「経理/財務」でどんな求人があるのか見てみます。
「THE外資」って感じですね。給与・勤務地などが記載されているので、あらかじめチェックすることも出来ます。外資企業の場合、給与面は経験やスキル次第で交渉できることも多いので積極的にいきましょう。
詳細を見ると「職務内容」や「応募条件」も細かく記載されています。
このように、求人情報を事前に細かくチェックすることが大事です。自分にあっているかどうか、どんな能力が求められているかまで見るようにしてください。今後のキャリアプランにもつながります。
エンワールド・ジャパン
外資系に強いエージェント2社目はエンワールド・ジャパン。なんか聞いたことあるという人も多いのではないでしょうか。
エンワールド・ジャパンは1999年に創業した会社。東京に本社を構え、名古屋・大阪に支店、ベトナム・インドに海外拠点を持つグローバル人材特化型のエージェントです。
特徴は”入社後活躍”というミッションのもと、入社後の定着支援にも力を入れている点。入社後の定着率は95%を超えていて驚異的。世代別にみても20代から50代と幅広く支援をしています。中でも30代から40代の利用者が多いとのこと。
取り扱い業種や職種はこのようになっています。
一般的な業種や職種が並んでいますね。
正直、ここらへんはどのエージェントでも大差はない気がします。
求人の検索画面はこんな感じ。
左側に「職種」「契約タイプ」「場所」とまとまっているので、探しやすいです。正社員ではなく、派遣や契約形態で働きたいという人にもうれしいですね。こちらも案件詳細を見れば「仕事内容」「待遇」「応募資格」などをチェックできます。
有名なエージェントなのでこちらも登録しておきましょう。
エンワールド・ジャパンに無料登録するランスタッド
外資系に強いエージェントの最後は「ランスタッド」。
ランスタッドの母体は1960年にオランダで設立されたランスタッド・エヌ・ヴィーという会社。世界最大級の総合人材エージェントで、日本に90以上の拠点を全国に持っています。
職種も豊富。記事執筆時点で正社員の求人が6000件以上あります。
こちらもどんな求人があるのかのぞいてみます。右上にある「マーケティング・販促・企画」で検索してみた結果がこちら。
多くのエージェントに共通していますが、気になる求人は保存したりメールで情報をもらうことが出来ます。利用者も多いので「気になる求人は即保存→まとまった時間で選別→応募」するのがおすすめ。
時期にもよりますが、他の人に先を越されてしまうこともありますからね。ランスタッドは業種としてはIT系が特に強い印象なので、IT外資系に進みたい人は絶対にチェックしておくべきエージェントです。
ランスタッドに無料登録する以上が「外資系」に強いエージェント3社となります。どこも歴史が深く、求人情報が豊富です。結局は「自分にあった情報をタイミング良く見つけられるかどうか」が肝となります。転職市場は常に流動的なので、スキマ時間にチェックするくらいの意気込みで使ってみてください。
特徴とあわせて3社まとめておきます。
- ロバート・ウォルターズ:37年の歴史を誇るイギリス発の外資系エージェント
- エンワールド・ジャパン:入社後の定着支援にも強い転職エージェント
- ランスタッド:オランダ発の世界最大級のグローバル人材エージェント
コンサル系に強いエージェント「4社」
続いては「コンサル系」に強いエージェント4社を見ていきます。
コンサル業界に特化したエージェントの多くは業界出身者が運営していることもあり、利用者の満足度も高めになっています。そもそも「コンサル会社」といった場合、以下のように分類されることが一般的です。
- 総合コンサル:(例)アクセンチュア、デロイト、PwC
- 戦略コンサル:(例)マッキンゼー、BCG(ボストンコンサル)、Bain
- 財務コンサル:(例)デロイトFAS、PwCアドバイザリー、KPMG FAS
- 日系シンクタンク:(例)三菱UFJリサーチ、野村総合研究所、三菱総合研究所
ここで紹介する4社のエージェントはいずれのコンサル系にも強いです。ただ得意分野がそれぞれあるので、そこを意識した上でエージェントを活用するようにしてください。
アクシスコンサルティング
コンサルティング会社に転職したいなら絶対におさえておくべきエージェントです。アクシスコンサルティングはコンサル業界との強いパイプがあり、なんと案件の80%近くが非公開求人。
「非公開求人の何がいいの?」という人のために補足しておくと、非公開求人は好条件で魅力的な求人なのです。そもそも非公開とあるように、誰でも見れる求人ではありません。転職サイトなどには載っていないエージェントだけの求人。
企業側が好条件求人を公開してしまうと、多くの人から応募が入り選定コストがかかります。そのため、関係性の深いエージェントにだけ求人情報を伝え、応募の殺到を防いでいるのです。
これはアクシスコンサルティングに限らず、すべてのエージェントに共通しています。なので、非公開求人は魅力的ということはぜひ覚えておいてください。
さて、話を戻しますね。
アクシスコンサルティングはコンサル経験者はもちろんのこと、コンサル未経験の人に対するサポートもしています。フリーのコンサルタントとして活躍したい人へのキャリアパスも支援している点が魅力的。
転職実績もアクセンチュアやBIG4を中心に豊富です。
先ほど示した分類で言えば「総合コンサル」や「日系シンクタンク」に一番強いエージェントなので、マッチする方には必須のエージェントと言えますね。
ムービン・ストラテジック・キャリア
ムービンは20年以上にわたりコンサル特化型の転職支援をしてきた実績を持つエージェントです。
コンサルティング業界はもちろんですが、金融やIT系会社の経営企画やファンドといったプロフェッショナルなポジションも紹介してくれます。
こちらも一部ですが転職実績、載せておきます。
アクシスコンサルティングと比べると、BCG(ボストンコンサルティング)といった戦略系もあります。総合だけでなく、戦略系にも興味がある人はチェックしておきましょう。
コンコード・エグゼクティブグループ
続いてはホームページの作りがスタイリッシュなコンコード。
コンコードの特徴を一言で伝えるなら「戦略系に強い」という点。先ほど分類した中のマッキンゼーやボスコンといった戦略系コンサルに興味があるなら見逃せません。国内No.1の内定実績を誇っています。
キャリア相談はもちろん、内定を獲得するまでの対策もしてくれるので「戦略組」は登録必須です。
コンコード・エグゼクティブグループに無料登録するアサイン
コンサルに強い最後のエージェントは「アサイン」という会社。
ドカンと表示されていますが「若手ハイエンド層」向けの転職エージェントです。中でもSEや営業に強いので、20代~30代で同じ業種の人にはかなりおすすめ。なかなか営業やSE特化のエージェントってないですからね。
公式ページに具体的な転職事例も紹介されています。
外資コンサル、総合コンサル、IT企業にコンサルタントとして転職している人が多いですね。若手の範囲が詳しくわかりませんが、30代前半くらいまでと思った方が良さそうです。
転職実績も、他のエージェントと同じく豊富。
より高みを目指したい若手の人は、こちらもチェックしてみてください。
以上が「コンサル系」に強いエージェントとなります。コンサル転職の場合はどのコンサルタイプを目指すかが大切。総合コンサルを目指すか戦略コンサルを目指すかで、面接対策や今後のキャリアも大きく変わるからです。
今一度、特徴とあわせて4社をまとめておきます。
- アクシスコンサルティング:非公開案件が多い総合コンサル向けエージェント
- ムービン・ストラテジック・キャリア:総合系と戦略系のバランスが取れてる
- コンコード・エグゼクティブグループ:戦略系特化型のエージェント
- アサイン:若手ハイエンド向けの営業/SE特化型エージェント
外資系やコンサル会社への転職を勝ち抜くために知っておきたい「3つ」の戦略
ここまでおすすめのエージェントを計7社紹介してきました。早い人はエージェント登録を済ませて情報集めに動くところでしょうが、もう少しだけお付き合いください。最後に転職を確実なものにする「3つ」の戦略をお伝えします。
英語よりもコミュニケーション力を磨く
「外資系」に転職する人向けのメッセージです。
外資系に転職するための準備と聞いて真っ先に思いつくのが「英語」です。会社や配属される部署にもよりますが、グローバル人材として英語スキルは必要不可欠だからですね。
そういった意味では「英語を磨くためのおすすめ勉強法」とか紹介したい所なのですが、ここではあえて紹介しません。むしろ英語よりもコミュニケーション力を高める意識の方が大切とお伝えしておきます。グローバル文化を理解し、チームメンバーと円滑なコミュニケーションをすることが外資系で活躍するための必須条件だからです。
「でも英語は出来た方が良くない?」という意見はもっともなのですが、案外中学レベルの英語力でも問題ないのです。ちょうどTwitterでそのことについて発信している方がいたので紹介させて頂きます。
そう、いかに生きた英語を使うかが大事なのです。僕は中国やシンガポールで仕事をしていましたが、中国語や英語を話すときもレベルの低い単語・文法しか使えませんでした。ですが、思っている以上に相手には通じるものです。
最低限の英語学習や発音練習は必須ですが、もしすでにある程度のレベルをお持ちなら、英語学習以外に時間を使ってみましょう。転職後、きっと役に立つはずです。
フェルミ推定で地頭力を鍛えておこう
こちらは「コンサル系」に転職する人向けのメッセージです。余裕があれば「外資系」の人も知っておくと役立ちます。
フェルミ推定というのは「わかるはずもない問い」に対して「仮説」や「モデル」を構築して、自分なりの「答え」を導くこと。コンサル会社の面接時などにケース問題として出題されることで有名です。
- 東京都に自動販売機は何台あるか?
- 2022年の年間電気使用量はどのくらいか?
- 任天堂スイッチの今期の営業利益率は?
こんなやつですね。
ご存知の方も多いでしょうが、答えの精度よりも「制限時間内に答えを導き出す仮説思考や論理的思考」が重要視されます。面接対策として出来た方がいいというよりも、ベースとして身につけた方がいいレベル。なぜならコンサル会社や外資系会社で働いていると「どうしていいかわからない」場面でも何とかする力が求められるから。
そんな時に自分を助けてくれる指針になるのが「フェルミ推定」なのです。有名な書籍を3冊ほど紹介しておくので、初めて知った方や苦手な方は対策しておきましょう。
地頭力を鍛える
地頭力を鍛える。これは絶対に読んでおきましょう。それだけお伝えしておきます。
現役東大生が書いた地頭を鍛えるフェルミ推定ノート
フェルミ推定の基本から丁寧に書かれた「フェルミ推定ノート」。基本問題から演習問題までケースごとに紹介されているので、アウトプットしたい方はぜひ。
「フェルミ推定」から始まる問題解決の技術
2022年2月に出版された良書。フェルミ推定に馴染みのなかった人でも「フェルミ推定が日常やビジネスで活かせる」と気付くきっかけになります。フェルミ推定の技術という前作もあるので、時間のある方は両方読破してみてください。
戦略思考を究極まで鍛え上げる
最後は「戦略コンサル系」に転職したい人限定となります。
戦略コンサルへの転職難易度は、もっとも高いと言っても過言ではありません。フェルミ推定はもちろんのこと、コンサルタントとして鋭い洞察力を持っている必要があります。クライアントが抱える無理難題な課題に対しても、的確なアドバイスや実行支援が求められているからです。
そんな狭き門の突破をサポートしてくれる人たちがいます。
それがSTRATEGY:BOOTCAMP(ストラテジーブートキャンプ)。エージェントではないのですが、戦略コンサル出身者で構成された講師チームが戦略コンサル企業への内定までフルサポートしてくれます。
「戦略コンサルに行きたいけどフェルミ推定みたな論理思考は苦手」「もっと戦略的に考えられるようになりたい」といった人でも、劇的に戦略思考力を飛躍させることが可能です。詳しくは戦略コンサルに就職/転職したいなら「STRATEGY:BOOTCAMP」を使わない手はないで解説しています。
戦略コンサルに就職/転職したいなら「STRATEGY:BOOTCAMP」を使わない手はない
戦略コンサルへの就職・転職する場合の一般的な内定率は10%未満。ですが本記事で紹介するSTRATEGY:BOOTCAMP経由の内定率は67%。戦略コンサルへの就職や転職をフルサポートしてくれる存在はまだあまり知られていません。自分の戦略思考を磨き上げ、難関を突破する入り口を紹介していきます。
まとめ:外資系やコンサル会社へ転職するためにも専門エージェントを活用して未来を切り開こう!
本記事をまとめます。
- 外資系やコンサル転職の難易度は高め
- その代わりトップクラスの年収とやりがいが手に入る
- 転職を成功させるためにはエージェント登録と情報収集が必須
- 外資系企業に進むなら英語だけでなくコミュニケーション力も鍛えよう
- コンサル企業に進むならフェルミ推定で仮説思考や論理的思考を磨いておこう
- 良質な求人は時間との勝負。気になった内容はすぐ見返せるようにしておくべし
こんな感じですね。
本記事を読み終えたら、早速エージェント登録して転職対策をはじめてみてください。当然どれも無料なので使わない手はないですよね。
あとは忙しい中でも仕事後に「気になる案件」は常にチェックするようにしましょう。いつ希望のポジションがオープンになるかわかりませんし、理想の仕事や職場との出会いは突然起こるもの。
転職活動を本気で頑張った人だけが、最高のキャリアを手にできるのです。
- ロバート・ウォルターズ:37年の歴史を誇るイギリス発の外資系エージェント
- エンワールド・ジャパン:入社後の定着支援にも強い転職エージェント
- ランスタッド:オランダ発の世界最大級のグローバル人材エージェント
- アクシスコンサルティング:非公開案件が多い総合コンサル向けエージェント
- ムービン・ストラテジック・キャリア:総合系と戦略系のバランスが取れてる
- コンコード・エグゼクティブグループ:戦略系特化型のエージェント
- アサイン:若手ハイエンド向けの営業/SE特化型エージェント