【就活生向け】優良企業をマッチングするサービス「Meets Company」を解説します
こんにちは、ちくたっく(@tictak_py)です。
今回は、就活生と企業を繋ぐ就活版マッチングサービス「Meets Company」について紹介していきたいと思います。
こんな方に読んで欲しい記事です
- 自分に合う優良企業に就職したいと考えている就活生の方
- 色んな企業と近い距離で効率的に情報収集をしていきたい方
- ナビ媒体や合同説明会で人材を確保出来ていない企業担当者の方
僕はもともとこのサービスを知らなかったのですが、知り合いの執行役員の方と「新卒採用」について話している時に教えてもらったのがキッカケで知りました。
僕の会社では新卒採用はしていないのですが、今後「新人の力が欲しい」と思った時には魅力的なサービスであること、記事執筆時点で未だ終息していないコロナ禍の影響を前に、うまく就活が出来ず悩んでいる学生の方に有用な情報を届けたいと思ったことの2点から、今回はこのテーマを取り上げていきます。
「要点だけ知りたいよ」という方は、以下サマリを参考にしてみてください。
マッチングサービス「Meets Company」ポイント【本記事まとめ】
- 全国約32箇所でイベントを年1,500回以上開催している【業界トップ】
- イベントには有名上場企業からベンチャー企業まで2,500社以上の企業が参加
- 就活生は「履歴書1枚」「無料」でイベントへの参加が可能【WEB面談も可】
- イベントには社長や人事権を持つ担当者が参加するため、内定率が高い
- イベントのメインは就活生と平均8社の参加企業による少人数形式の座談会
- Meets Company就職プロによる手厚いサービスも(ES添削や面談対策等)
- ※イベントの開催日はコチラから確認可能(リンク先ページの最下部あたり)
「就活生」に向けた記事となっていますが、企業関係者の方も是非参考にしてみてください。
「Meets Company」とは何か?
「Meets Company」とは、2003年創業の株式会社DYMが運営する就活版マッチングサービスです。「いい企業に就職したい」と考える就活生と「自社に合う人材を獲得したい」と考える企業をつなぐサービスのことですね。
「なぜこのようなマッチングサービスがあるのか?」と言うと、簡単に言ってしまえば「就活生が抱えている悩み」と「企業が抱えている悩み」を解決してくれるためです。
就活生としては、世の中に多数ある会社の中から「たった1社」見つけなければなりません。そのために、数ある就活ナビサイトに登録して情報収集をしたり、様々な合同説明会に足を運んでみたり、さらには数えきれないほどのES(エントリーシート)を書いたりと、かなり非効率な作業が求められます。
既に「○○をやりたい!」といった目的意識があればいいですが、深く自分と向き合う「自己分析」を積み重ねてきた人でない限り、手探り状態になるのも無理ないかなと思います。
企業としても、多数のメディアやイベントに顔を出し、色々な個性を持つ就活生の中から「自社に合う人材」を見つけ出さなければなりません。新卒採用している企業は年間約10万社と言われているので、その中から自社が選ばれる確率は単純計算でわずか「0.1%」です。
両者にはこのような課題があるため、「Meets Company」のようなプラットフォームを利用することで、就活生は「より近い距離で生の情報を収集し、自己分析やキャリアプランに活かす」ことが出来ますし、企業としても「より近い距離で自社を知ってもらう」ことが出来るというわけです。
「Meets Company」のサービスを解説
続いて、Meets Companyに関する詳細を見ていきたいと思います。
ポイントをまとめておくと、以下のようになります。
Meets Companyのサービスまとめ
- ポイント①:Meets Companyは就活生の「5人に1人」が利用しているサービス
- ポイント②:全国各地(約32箇所)でイベントを年間1,500回以上開催している
- ポイント③:座談会中心のプログラムとアフターサービスにより「利用者の内定率」が高い
ポイントの1つ目は「知名度」についてです。
僕がそうであったように、Meets Companyの知名度はさほど高くないかなといった印象を持っていましたが、就活生にとっては5人に1人が利用している知名度の高いサービスのようです。毎年就活している人の数は約50万人と言われているので、そのうち10万人がこのサービスを利用している計算になります。
ポイントの2つ目は「利便性」についてです。
どんなにいいサービスでも、就活生にとって使いにくかったら意味がないですよね。その点、Meets Companyは全国各地で開催されているため、地方在住の方でも参加出来るチャンスがありそうです。
この記事を執筆している時点では、東京や大阪を中心としつつ、北海道・福岡・名古屋・仙台などでも開催が予定されています。
詳細はページ下部にある「イベント参加希望日」から確認してみてください。遠隔地であっても「WEB面談」や「電話面談」を受けることが可能みたいです。
ポイントの3つ目は「クオリティ」についてです。
就活生の人にとって一番気になる点は、「最終的に内定を獲得できるかどうか」だと思います。
もちろん参加しただけで内定を獲得出来るほど簡単な世界ではありませんが、イベントに参加することで、内定を獲得出来る可能性を高めることは十分に可能と言えます。その理由は以下の通りです。
- 理由①:社長や人事権を持った担当者がイベントに参加する(即内定も有)
- 理由②:座談会が中心のため、リアルな情報収集を通じて自己分析に活かせる
- 理由③:イベント終了後のサポートが手厚い(就職プロによるES添削や面接対策)
イベントは「座談会」が中心になりますが、参加企業による企業PRや就活生によるグループワークも設けられています。そのため、参加企業のことを全く知らなくても、事業内容や会社の雰囲気を知ることが出来ます。
当日参加した他の就活生と仲良くなって情報交換するチャンスもありそうですね。
ナビや合同説明会と比較したメリット・デメリット
Meets Companyの概要がわかったところで、メリットとデメリットについて考察します。
僕が今就活生の立場として考えてみた時、「無料でイベントに参加出来てノウハウを得られる」点が最大のメリットかなと思います。
就活で成功するためのポイントは、「自己分析を通じて自分のコアを知る」ことにあると僕は思っていますが、それをESに文字として落とし込んだり、面接時に言葉として話せるようにする訓練も必要になります。それらすべてを一人でこなすのはかなり難しい上に心細いので、サポートしてくれる無料サービスがあるなら使わない手はないということです。
「そもそも自分が何をしたいかわからない」というのが本音だと思いますが、そういった人であっても問題はありません。なぜなら、イベントに参加することで「自分の興味」を刺激することが出来るからです。
「この会社の事業は面白そうだな」とか、「会社PRしているこの人みたいになりたいな」「○○についてうまく質問出来なかったから、本番までにはもっと勉強しておこう」などなど、何かしらの発見があるはずです。
ちなみに「何で無料なの?」と思われる方もいるかもしれませんが、理由は簡単で参加企業側が負担しているからです。大手ナビ媒体に比べて割高なので、参加している企業にはそれ相応の資金力があり、新卒者を採用したい想いもあると裏読みも出来ますね。
エントリー自体は簡単なので、まずは日程を確認して即行動してみてください。
反対にデメリットについて考えてみます。
正直な所、僕が就活生だったとして感じるデメリットはないですね。
ただ色んな人の立場に立って考えてみると、例えば「グループワークとか無理!」という人や「少人数制での座談会はイヤ」という人には合わないかもしれません。僕もグループワーク自体は好きではないですが、多くの企業でグループワークはありますし、社会人になってから色んな人と打ち合わせで話す機会はあるので、慣れておいた方がいいとは思います。まあ肩の力を抜いて、軽くこなしちゃえばOKです。
「他にデメリットないのかな」と思って情報集めてみましたが、「電話がしつこい」という意見もあるそうです。これはおそらく、イベント参加後のフォローアップの一環だと思いますが、何かしらの理由で「フォローはいらない」のであれば無視(ブロック)しちゃえばいいと思います。
僕も電話は大嫌いなタイプなので、基本的に電話には出ません。
「バカとつき合うな」を読んでとても共感したので、それ以降僕もこのスタンスになっています。就活生にもオススメの本なので、読んだことがない人は是非手に取ってみてください。フツーに面白いです。
経営者(企業)目線でのワンポイントアドバイス
微力ながら、就活生の方へアドバイスです。
企業担当者によって採用基準や見るポイントは異なりますが、基本的に「あなたはどんな人?」と心の中で問いかけており、その答えを会話や雰囲気を通じて知りたいと思っています。
Meets Companyではその場で内定が出ることもあるそうですが、そういった人は「自分はこういう人間です」と終始一貫したアピールが出来ていて、企業側にも「うちの雰囲気にピッタリだ」と思われた人です。
終始一貫したアピールというのは、言い換えれば「ウソ」がなく「自然体」な自分を表現出来ているとも言えます。これは、ESの内容や話し方、雰囲気など様々な場面で見られるため、就活本やネット情報で創り上げた自分だとすぐにボロが出ます。
そこで就活生の人にして欲しいことは「自分のコア」を見つけることです。
「自分はどういう人間なのか?」「どんな価値観を持っているのか?」などなど、「自分」に関するコアを持っていれば、ESでも悩まず書けますし、面接で想定外の質問をされても答えることが出来ます。「就活」の時だけでなく、「転職」や「将来のキャリアプラン」を考える時にも役立ちます。
正直面倒ですが、人が面倒と感じることをコツコツこなすことが出来れば、必ず結果は付いてきます。最後に、「自己分析」するにあたって使える書籍を3つ紹介していきます。
就活を成功させるおすすめ書籍を紹介【厳選3冊】
それでは最後に、就活を成功させるためにオススメの書籍を3つ紹介しておきます。
1冊目は、僕が就活対策で愛用していた就活本の決定版「絶対内定シリーズ」です。
お金を節約したい方であれば、正直これ1冊でも十分かなと思います。
そこそこ分厚い本なので、時間をかけて(焦らず)しっかりと自己分析をするようにしてみてください。
2冊目は、絶対内定シリーズの「面接対策」版の本です。
ESと比べて、面接はどうしても緊張して思い通りに話せなかったという人が多いので、この本に書かれている内容は(最低限)答えられるくらいまで、自分の「コア」を磨き上げてみてください。
3冊目は、2019年に話題になったSHOWROOM社長の前田さんが書いた「メモの魔力」です。
就活用の本ではないですが、前田さんのメモに裏付けされた「自己分析」の大切さを見て取れる本です。これから社会人になる人にとってメモすることも大切なので、読んで損はない一冊かと思います。
さいごに
今回は、就活生と企業を結び付けるマッチングサービス「Meets Company」について紹介してきました。
コロナウイルスの影響もあり、例年以上に就活対策がしにくい状況ですが、「自分に合う」企業を無料で探せる「Meets Company」は就活を成功に導く効率的なツールとなり得るはずです。
自己分析しつつ、積極的にイベントに参加してみてください。
>> Meets Companyの日程をチェック
もし「自分の考えや意見をうまく伝えたりするのが苦手・・・」という方がいれば、以下記事を参考にしてみてください。きっと就活でも役に立つはずです。
自分の意見をうまく伝えられない人は「落としどころ」を意識してみよう【自分のオモイを言語化する】
自分の意見を相手に伝えたいけどうまく伝えられない。上司に報告しても、「何が言いたいの?」と言われてしまう。現代社会では必須の自分の意見を伝えるプレゼンスのヒントを今回は紹介していきます。
では今回はこのへんで。