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E資格を取得して転職するために必要な「行動戦略」について解説【1つの準備と3つの行動でOK】

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E資格取得後に転職を考える人「E資格に合格したら転職出来るのかな?有利に転職するために必要な準備や有益情報あったら知っておきたい」

今回はこういった悩みを解決していきます。

僕は2020年にE資格に合格しました。就職はしませんでしたが、フリーランスとして案件を獲得して働いている時期がありました。その時の経験を「準備」と「行動」の2段階にわけてわかりやすくお伝えしていきます。

もしこれからE資格を取得しようかなと考えている方は【AI資格】E資格とは何か?試験概要やメリットを解説しますから読んでみてください。試験の雰囲気や概要がわかります。

本記事の内容

  • ポートフォリオの作成と準備が大事
  • 専門スキルを磨き続けよう
  • 情報収集を怠らないように仕組み化しよう
  • 汎用性の高いスキルも身に付けよう

こんな感じで1つの準備と3つの行動についてお伝えします。

E資格を取得して転職を有利にするための必要準備


エンジニア転職を有利に進めるために必要なのは「ポートフォリオ」の作成です。
自分には何が出来るのか、転職時にアピールできるように準備しておきましょう。

ポートフォリオを作成する

準備段階で必要なことはこれだけ。
これから転職活動やフリーランス案件に応募していくことになりますが、いずれも「自分はコレができる」ということを客観的に証明できる準備をしておく必要があります。

エンジニア不足なんでしょ?簡単に転職や案件取れるんじゃないの?と思われる方もいるかもしれませんが、相手側はエンジニア資格を持っているという理由だけで採用はしてくれません。

「自社にとって必要な能力は持っているのか?」「この人は具体的にどんなものを作れるのか?」これを知りたがっています。

そのためにもポートフォリオを準備しましょう。常日頃からポートフォリオを構築されている方は読み飛ばしてもらってOKです。これからポートフォリオを作成する方はこのまま読み進めてください。

ポートフォリオはGitHubで作ろう

ポートフォリオ、要は自分のスキルマーケットのようなものですが、こだわりがなければGitHubで作っておきましょう。ご存知の方も多いでしょうが、GitHubはプログラミングコードをクラウド上で公開、共有出来るサービスです。

GitHunの基本について知っておきたい方は【初めての方向け】「GitHub」の概要と始め方を解説します【非エンジニアでも始められる】を参考にしてください。

GitHubで開発する流れは個人開発する場合における「GitHub」の基本的な使い方を解説【全体フロー図付き】で解説しています。こちらも合わせてどうぞ。

転職やフリーランスでの案件獲得だけではなく、今後エンジニアチームで働く場合にもGitHubの知識は必要となります。そのためにも今から使い方には慣れておくと楽です。

もしGitHubに何を公開すればいいのかわからないという方がいれば、E資格で学んだことを復習も兼ねてアップしていけば大丈夫です。

余裕があれば技術ブログも

これは時間的な余裕があればになりますが、技術ブログを書いておくのもありだと思います。テキスト情報とあわせて実際のコードを紹介していくことで、より自分の実力をアピールすることも出来るからです。

実際、技術ブログを見ている人からスカウトを受けて、AIエンジニアに転職したという人もいるくらいです。Wordpressを使ったブログを始めたければ自分の可能性を広げる「ブログ」の始め方が参考になるかと思います。

もしWebサービスなど、自身のプロダクトを持っている方はブログでリンクを貼って公開した方がいいですよ。

E資格を取得して転職を有利にするための必要行動


転職を有利に進めるための行動戦略は3つだけ。
①専門スキルを磨く、②情報収集を怠らない、③汎用スキルを磨く。この3つです。

専門スキルを磨く

転職を有利に進めるために、まず何より自分の実力を磨き続けましょう。すでに興味を持って取り組んでいる領域があれば、それを続けてください。「何すればいいんだろう」と悩んでいる方は、E資格で学習した内容の理解度を強化しましょう。

E資格をアピールして転職をするということは、相手側もE資格に関係するスキルを期待しているはずです。なので、理解度が低いと感じている領域は時間のあるうちに克服しておくのが良いでしょう。

加えて、深層学習ライブラリに関する学習を進めるのもおすすめです。ブログ執筆時点の情報ですが、主な深層学習ライブラリについて簡単にまとめてみました。

【図解】有名な深層学習ライブラリの比較


どれを勉強していくべきか悩むところですが、結論としては相手側が求めているスキルに応じて学習を進めるのが良いでしょう。転職先であれ、フリーランスとして案件を獲得していく場合であれ、先方が求めている環境構築を知れば、方向性を間違えずに済みますよね。

それぞれのライブラリについても簡単に紹介しておきます。

Tensorflow

GoogleのGoogle Brainチームによって2015年頃に開発されたライブラリです。利用人口の多さからも人気が高く、ビジネスの場面でも使われているケースが多いようです。Googleなので、GmailやGoogle翻訳で使われているフレームワークもTensorflowということになりますね。

Chainer

日本のベンチャー企業であるPFN(Preferred Networks)社によって開発されたライブラリです。2019年12月頃に開発を終了し、今後は以下で紹介するPyTorchに移行することが発表されました。国内でも大きな影響を与えたので、今後の動向を知る上でも知っておくべき存在でしょう。

PyTorch

Facebookの人工知能グループが2016年頃に開発したライブラリです。Tensorflowと並んで人気が高く、構文がわかりやすいという特徴を持っています。Tensorflowから移行する人や、研究開発の場面で使う人も多いようです。

僕がフリーランスとして案件を取る際に勉強したのが「PyTorch」だったのですが、その時の参考図書も紹介しておきます。

未経験&知識ゼロから勉強したい方は

と、ここまである程度の知識がある方を前提と話を進めてきましたが、もし「未経験&知識ゼロから勉強していきたい!」という方がいればプログラミング未経験からでも「AI人材」を目指すための勉強方法を解説【必要なスキルセット付き】を参考にしてみてください。

E資格にもつながるAIエンジニアに求められるスキルやレベルをゼロから解説しています。

情報収集を怠らない

専門スキルを磨きつつ、忘れてはならないのは情報収集です。転職をするにしても、フリーランスとして案件を獲得していくにしても、どのような会社・案件があるのかを知らないと話になりませんよね。

また、E資格を取得した後に「転職したい」のか「フリーランスとして案件を取りたいのか」によっても取るべき行動は変わってきます。さらに転職も「経験者」なのか「未経験」なのかによっても変わります。状況にわけて取るべき行動をまとめていきますね。

経験者として転職したい

まずエンジニア経験者の方から。

ある程度スキルや経験を持った状態でE資格を取られているのであれば、よりハイレベルな環境や好待遇が見込める会社を探しているかと思います。なので、自分に見合った求人情報を収集することが大切です。

ひと昔まえであれば、エージェントを利用しても担当者のITスキルが低く、自分のレベルやスキルを理解してもらえないことが多かったように思えます。まさに宝の持ち腐れで、相談すべき相手が違う状態でした。

ただ最近では、エージェントの乱立で選びにくいというデメリットはあるものの、ハイクラス求人やIT特化型のエージェントが増えてきているので、従来のようなミスマッチはかなり減っています。中でもおすすめな情報源が以下の2つです。

どちらも有名ですね。

レバテックキャリアは電車の広告でもよく見かけますが、登録すれば色々情報もらえるので結構ありがたいです。正直、今すぐ転職するつもりがなくても、登録さえすれば60-90分ほど無料でカウンセリング受けることが出来ます。キャリアの棚卸しやハイクラス求人の紹介までしてくれます。紹介された求人も興味なければ当然断ってOKなので、使わない手はないですね。

ビズリーチは2021年4月頃に上場した会社で、こちらもテレビCMでよく見かけますよね。IT技術職に特化しているわけではありませんが、あらかじめ厳選されたヘッドハンターや登録企業しかいないので、ITコンサルタントなど含めた幅広いハイクラス求人を求めている方にはおすすめです。

未経験から転職したい

続いて未経験の方。

未経験からの転職は少し前に比べて増えてはきましたが、経験者の方に比べたら難易度は上がります。エンジニア不足だからといって簡単に転職できるわけではない、という点を改めて再認識しておきましょう。

と厳しめなことを言ってしまってゴメンナサイなのですが、大丈夫です。E資格を取得するほどの実力があるなら、あとは自分のスキルや価値をしっかりと伝えればいいだけだからです。こちらもいくつか紹介していきます。

  • WORKPORT:転職決定数が豊富のエージェント
  • DYM就職:第二新卒、フリーター、ニートも支援可能

先ほど紹介したエージェントに比べたら、どちらもあまり聞いたことはないかもしれませんね。ただいずれも有名人を使った広告を出せる資金力とそれに見合った実績があるエージェントです。

いずれもIT技術職に特化したわけではありませんが、未経験でもいいからエンジニアとして自社の力になって欲しいと願う企業に出逢える可能性は高いです。経験者はハイクラス人材として大手企業に流れる傾向が強いので、それ以外の企業としては未経験でもスキルがあれば採用したいと考えているからです。

そのためにも先ほど紹介したポートフォリオの準備はしっかりやっておきたい所なのです。ちなみに未経験であったとしても、自信があれば臆することなくレバテックキャリアのカウンセリングに参加してもいいと思います。自分の市場価値を確かめる良いキッカケにもなるはずです。

フリーランス案件を獲得したい

最後にフリーランスとして案件を獲得していきたい方。

フリーランスとして活動していくためには、転職組より多くの情報を収集する行動力が必要になります。僕の経験上、基本無料で使えるツールはすべて使うくらいの勢いが大切です。

フリーランスエンジニアとして活躍していきたい方は、以下4つくらいはチェックしておいていいかと思います。

いずれもフリーランスエンジニア向けです。自分の希望する案件を見つけるためにすべて登録して、気になる案件があればすぐに案件問い合わせや相談をしましょう。他のフリーランスエンジニアも案件チェックをしていると考えられる以上、希望の案件は早めに確保しないと他の人に取られてしまう可能性があるからです。

最初は緊張するかもしれませんが、継続してフリーランスエンジニアとして安定的に活躍するためには、それくらいの気持ちが大切になります。実際に応募するかどうかは別としても、どんな案件があるかを毎日チェックして、市場で求められているスキルを磨いていくためのツールとしても結構使えます。

リモート案件や在宅案件にこだわりたいなら【フリーエンジニア必見】リモート案件を獲得するためにおすすめのエージェント「5社」を厳選紹介がおすすめです。

汎用スキルを磨く

ここまで「ポートフォリオの準備」「専門スキルを磨く」「情報収集を怠らない」と紹介してきましたが、最後に汎用的なスキルを磨いておくことも忘れずにしておきましょう。

汎用スキルには色々ありますが、個人的には「伝える力」を磨いておくといいかなと思います。理由は自分の意見を伝えるようにすることはストレスなく働くためにも必須スキルだからです。

エンジニアの場合、リモート環境で他の人と会話する必要がほぼないといった環境であればさほど問題ないのですが、そんなケースはレアです。リモートでもオンラインで自分の意見を伝える必要はありますし、チームで働く環境ならなおさら必要となります。

コミュニケーションがあまり得意でないエンジニアの方も多いかと思いますが、最低限の「伝え方」は出来るようにしておいた方が、結果的にコミュニケーションコストを減らすことにもつながるので、磨いておくことが良いと思います。

具体的には自分の意見をうまく伝えられない人は「落としどころ」を意識してみよう【自分のオモイを言語化する】で紹介しているので参考にしてみてください。

まとめ:E資格を取得した後も、有利に転職を進めるために必要な準備と行動は欠かさない


本記事の内容をまとめます。

  • 転職を有利に進めるためには1つの準備と3つの行動が欠かせない
  • 準備段階として、自己アピールできるポートフォリオを作っておく
  • 1つめの行動として、専門スキルは磨き続ける
  • 2つめの行動として、転職や案件につながる情報は積極的に取りに行く
  • 3つめの行動として、汎用的な伝えるスキルも磨いておく

こんな感じになります。

これからE資格を取得する方はまずは合格目指して頑張ってください。そしてすでにE資格を取得されている方は、自分にあったキャリア構築のために今回の記事を参考にして行動に移してみてください。

行動した分だけ成功に近づきます。